工場・事業所のトイレは、従業員満足度を高めるポイント

工場ワーカーへの調査から探る、求められるトイレの姿

2025.11.25

人手不足が社会問題として深刻化するなか、その対応として快適な職場環境づくりの重要性はますます高まっています。必要な視点は、仕事を行う作業場・事務所だけでなく、休憩室やトイレなども含めた、職場環境の整備です。今回は、工場で働いている方を対象に実施した「工場ワーカーの職場のトイレに関する意識調査」から、どのようなトイレが求められているのかを探ります。

       

従業員満足を向上させる、快適な職場トイレ

77%の方が職場のトイレのきれいさは従業員満足に繋がると回答。職場のトイレがきれいで使いやすいと「トイレを大切に使おうと思う」ばかりでなく、「勤務先のイメージがよくなる・安心して働くことができる」など、プラスの印象をもたらしています。トイレの環境整備には、従業員満足の向上に寄与し、現在の職場で働き続けるモチベーションを高める効果もあるようです。
職場のトイレに対して重視することは、「清潔である」が第1位。以下、「臭くない」「勤務場所から近い場所にある」「混雑していない」「必要な設備・器具がついている」と続きます。また、トイレブースや小便器まわりに欲しい設備について、男女計では「手を触れずに流せる装置」「脱臭装置」「温水洗浄便座」が上位3位でした。このほか男女別の傾向として、女性は「温水洗浄便座」と同率で「擬音装置」が、男性は「便座クリーナー」「自動洗浄」が、それぞれ上位に挙がりました。

       

心身の不調を整える場として トイレを利用する

心身の不調から、通常の業務を行うことが困難だと感じる頻度を伺ったところ、身体の不調が月に数日以上ある方は44%、精神の不調が月に数日以上ある方は約47%という結果でした。工場に勤務している実に多くの方が、何らかの不調を感じながら働いているという実態があります。また、人手不足が深刻な現況下では、心身の不調が、パフォーマンスの低下やさらには離職にまでつながりかねないという問題には、有効な対応策を検討したいところです。

特に男性に比べ女性は、働く世代に女性特有の疾病や健康課題(生理・妊娠・更年期など)が多くあり、仕事にも少なからず影響があります。
掲載写真のような、広めのトイレブース(セルフケアブース) があれば、腹痛や吐き気を伴う体調不良時などに休憩場所として利用することができ、女性ワーカーの約半数がこのようなトイレブースを使用したいと回答しています。

関連記事:心身の不調時、一時的なエスケープゾーンとして機能するオフィストイレ

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