「Common Nexus(コモンネクサス)」は、東海国立大学機構が、名古屋大学東山キャンパスに開設。教育・研究施設の枠を超え、地域との共創を実践するコミュニティ拠点である。地域住民やお子様たちまで、だれもが利用できる施設であり、トイレも未来づくリの共創拠点にふさわしく整えられている。

建築概要

所在地 愛知県名古屋市千種区不老町
施主 東海国立大学機構 施設統括部
運営 東海国立大学機構 Common Nexus事務局 
設計 <意匠>株式会社小堀哲夫建築設計事務所
<構造>株式会社小西建築構造事務所
<設備>株式会社森村設計
<外構>株式会社ランドスケープ・プラス
施工 <建築>株式会社鴻池組
<造作家具>愛知株式会社
<電気>白川電気土木株式会社
<機械>日本ファシリオ株式会社
敷地面積 243,660㎡
建築面積 5,469㎡
延床面積 7,313㎡
階数 地下2階、地上1階
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
竣工年月 2025年3月

特長

建物の特徴

2025(令和7)年7月に、名古屋大学東山キャンパス内、名古屋大学駅に直結する地に東海国立大学機構が運営する「Common Nexus(コモンネクサス)」(愛称はComoNe(コモネ))がオープンした。教育・研究施設の枠を超え、地域との共創を実践する開かれたコミュニティ拠点。名古屋大学・岐阜大学の学生や教職員はもちろん、地域住民やお子様たちにも開かれた探究の場であり、さまざまな交流を通じて、新たな価値の創出を目指す。本計画は、キャンパスの中心に位置する「谷戸(やと)」地形を再構築し、自然と共生する持続可能な空間を創出。地上の芝生広場は、豊田講堂と名古屋の街を結ぶ軸線上に広がり、かつての谷状地形や公園の記憶を継承しながら、地域にも開かれた普遍的な空間として整備している。

トイレの特長

延床面積が約7,300㎡という大規模な空間のためトイレは、メインフロアである地下1階に3ヶ所、地上1階のエレベーター付近に1ヶ所分散して設置。さらに、お子様から地域の方々まで、だれもが利用できる建物であることから、各トイレの周辺には、だれでもトイレや授乳室、休憩室などの個室も併せて配置している。また、いずれのトイレも、施設中心の大通りである「ラーニング・パッサージュ」から少し奥まった位置に設けることで、落ち着いて安心して利用できるよう配慮している。未来づくリ共創拠点にふさわしく整えられたトイレ空間は、利用者からも「トイレの形状と空間構成がマッチしており、優しく柔らかい空間に感じる」「女子トイレの手洗いがユニークで空間が華やかでよい」などの声があがっている。

採用商品

掲載事例の画像や本文の無断転用はご遠慮ください。事例の内容は掲載時点での情報です。

事例(トイレ・洗面・浴室)一覧

Share
  • Facebookでシェアする

CLOSE