障害者支援施設 母原(もはら)

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「障害者支援施設 母原(もはら)」は、老朽化や利用者の高齢化で施設全体での支援のしにくさが課題だったため、新施設へ建替え。トイレの数・配置をはじめ環境改善に向け工夫を凝らし、福祉に対して好印象を思い描けるような、だれもが住みたくなる、働き続けたくなる施設づくりを目指している。

建築概要

所在地 福岡県北九州市小倉南区新道寺1100-1
施主 社会福祉法人 あすなろ学園
設計 株式会社古森弘一建築設計事務所
施工 <建築>美里建設 株式会社
<設備>株式会社 葵設備工業
敷地面積 7,701.36㎡
建築面積 1,636.34㎡
延床面積 3,263.16㎡
階数 地上3階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 2025年4月

特長

建物の特徴

「障害者支援施設 母原(もはら)」は、北九州市小倉南区に1976(昭和51)年、知的障害者更生施設「母原更生センター」として開設。2012(平成24)年に母原に名称変更し、知的障がいがある方々に対し、障がいにあわせた本人主体の支援を行い、個人個人の生き方を尊重するとともに、それぞれの自立に向けての支援を行っている。以前の施設は築40年以上経過し、老朽化や利用者の高齢化で施設全体での支援のしにくさが課題だったため、居室を全個室とし、多くの改善を盛り込み、だれもが福祉に対して好印象を思い描けるような新施設へ建替えられた。「生活支援」として、健康管理、食事、排泄、入浴などの介助を行うが、スタッフの働きやすさにも注力。住みたくなる、働き続けたくなる施設づくりを目指している。

水まわりの特長

2025(令和7)年現在、 20~73歳の49名が入居、スタッフ37名で運営するなか、まず建物全体のトイレの数が不足していたため、新施設ではトイレの数を見直し、さらに介助のしやすさを重視した配置に変更。また、建替え計画を進める際には、TOTOテクニカルセンター福岡における商品確認や全国の施設視察を実施し、その結果を反映している。清掃面では湿式と乾式の清掃方法でスタッフ間でも議論を重ね、通常は乾式で運営、緊急時など状況に応じて湿式清掃が可能になるよう、各箇所にはグレーチングを設置。さらに、小便器まわりの清掃に苦慮していたことから、光触媒技術で、菌の繁殖によるにおいや汚れの発生を抑えるハイドロセラ・フロアPを設置するなど、環境改善に向け、工夫を凝らした空間となっている。

採用商品

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