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- 日本体育大学 横浜・健志台キャンパス 新5号館
「日本体育大学」では、横浜・健志台キャンパスの老朽化した既存施設の順次建替えを予定。第一弾として新5号館を建設した。トイレは、体育大学として求められる仕様・設備を充実。さらに、ダイバーシティ検討プロジェクト委員会からの要望を受けて、設置場所にも配慮した男女共用トイレが設けられている。
建築概要
| 所在地 | 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1221-1 |
|---|---|
| 施主 | 学校法人日本体育大学 |
| 設計 | 株式会社久米設計 |
| 施工 | 清水建設株式会社 |
| 敷地面積 | 222,912.79㎡ |
| 建築面積 | 2,026.97㎡ |
| 延床面積 | 13,323.76㎡ |
| 階数 | 地上7階 |
| 構造 | 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 |
| 竣工年月 | 2025年3月 |
特長
建物の特徴
「日本体育大学」は、1891(明治24)年に創立した「体育会」を起源とする私立体育大学。築約50年以上経過する横浜・健志台キャンパスでは、老朽化した既存施設の順次建替えを予定。キャンパスの中心に位置にする場所に、第一弾として、キャンパスの新たなランドマークとなる新5号館を建設した。新館は、教室および研究室、セミナールームなどの座学・研究をメインとして、最上階の7Fには図書館、1Fには学生食堂やコンビニエンスストアが設置され、学生生活の拠点となる。また、キャンパスが持つ豊かな自然や充実したグラウンドなどが一望できる「口の字型」の行き止まりのない共用廊下は、学部生や大学院生、教職員など多様な利用者がすれ違い、随所に設えられた学生たちの居場所は、交流の場にもなっている。
トイレの特長
トイレは、体育大学として、求められる仕様・設備を充実。さらに、2021(令和3)年に発足した「ダイバーシティ検討プロジェクト委員会」において、トランスジェンダー当事者へ学生インタビューを実施。その際にあげられたトイレへの要望を受けて、単に男女共用トイレを設置するだけではなく、周囲の目を気にせずに使用できる場所にも配慮し、男女共用トイレと男女別トイレを一定距離離した位置に配置。また、共用廊下は回遊できる口の字型の形状となっているため、離れて設置されていても違和感がない配置となった。学生としても「男女別トイレが遠かったから」「たまたま近くにあったから」といった自然な理由で男女共用トイレを利用しやすくなり、使いやすいトイレを選ぶ環境が整っている。
採用商品
- 壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式 UAXC1C系
- ウォシュレット アプリコットP(温風乾燥付きエコリモコン) TCF5841P
- ウォシュレットPS(擬音装置「音姫」付きエコリモコン) TCF5534Y
- 自動洗浄小便器 US900R
- ハイドロセラ・フロアPU AB690BR
- 小便器用手すり T112CU22
- マルチユーザー向けカウンター MLUA
- 洗面器 LS351CM
- 台付自動水栓 TLE28002J
- 自動水石けん供給栓 TLK07001J
- クリーンドライ(ハンドドライヤー) TYC430WJ
- コンパクト・バリアフリートイレパック UADAK02L1B2ANN2W/UADAK21R1A1ADN1W
- ベビーシート YKA25N
- ベビーチェア YKA15S
- フィッティングボード YKA41R
- シャワールーム JSV0812系
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